第46回JC青年の船「とうかい号」結団式・オリエンテーション

2019年4月29日(月)13:00より、名古屋市公会堂(名古屋市昭和区鶴舞1丁目1番3号)において、第46回JC青年の船「とうかい号」の結団式及びオリエンテーションが行われました。

結団式及びオリエンテーションに先立ち、11:00から同会場にて一般乗船者が「とうかい号」乗船中にともに活動するチームメンバーとの顔合わせ等を行うチームアワーが行われ、小牧からは4名の一般乗船者が参加しました。

一般社団法人小牧青年会議所から乗船される4名の一般乗船者

また、「とうかい号」特別委員会に出向している蛯原副理事長を激励するため、佐藤理事長をはじめとする一般社団法人小牧青年会議所メンバーが蛯原副理事長を訪ねました。

13:00には結団式が開会し、役員挨拶、来賓挨拶、「とうかい号」での研修を引き受けていただいた講師の方のご紹介、団旗の引き渡し、チームリーダーの紹介等が行われました。

結団式後、SDGsセミナーが実施され、一般乗船者の方々がSDGsのカードを利用したゲームを通して、SDGsについて理解を深めました。

会場内の様子

また、その後オリエンテーションが実施され、一般乗船者に「とうかい号」に関する詳細な説明がなされました。

一般社団法人小牧青年会議所では、一般乗船者が全力で「とうかい号」事業に臨むことができるよう、しっかりサポートして参ります。

最後に、早朝からご参加いただきました一般乗船者の皆様、そしてご設営いただきました山影委員長をはじめとする渉外委員会の皆様、本当にお疲れ様でした。 ありがとうございました。

一般乗船者のひとこと~結団式を終えて~

乗船者Aさん

緊張しすぎないようにしようと思って結団式に臨みましたが、当日は緊張してしまい、チーム内で役割を決める際には、あまり積極的になることができませんでした。結団式を終えて、「とうかい号」から下船する頃には、そうした場面でも積極的に振舞える自分になってやろうと、強く思うようになりました。

乗船者Bさん

SDGsに関する話を聞き、世の中にどんな課題があるのかを知り、課題解決に向けて、自分でもできることはやっていこうという気持ちが持てました。また、「とうかい号」については、初めての経験なので不安な気持ちもありますが、せっかくの機会なので楽しみたいと思います。

乗船者Cさん

結団式を通して、「とうかい号」の具体的なイメージができてくるとともに、「とうかい号」にともに時間を過ごすメンバーと出会い、また「とうかい号」がたくさんの人たちの支えがあって成り立っていることを知り、貴重な経験ができるとことについて感謝の念を覚えるとともに、そのような「とうかい号」に乗船させてもらえるメンバーの一人としての責任感も出てきました。結団式に出る前は、1週間もの長期間船の中ということで不安に感じることも多々ありましたが、各委員会の方々から詳しい説明を聞き、しっかりとサポートをしてもらえると知って、安心しました。出航までの残り約1ヶ月、限られた期間を最高のものにできるよう、しっかり準備していきたいと思います。

乗船者Dさん

「とうかい号」のような事業に参加するのは初めてで、結団式が他の一般乗船者と初顔合わせということで、かなり緊張し、最初はなかなか自分から同じチームの一般乗船者にも声をかけにくかったのですが、向こうから話しかけてくれる人も多く、スタッフの方々もユニークで楽しい方ばかりだったので、徐々に緊張もほどけ、「とうかい号」に乗船することへの不安も和らぎました。「とうかい号」では、楽しい時間が過ごせるといいなと思います。

4月度例会~立ち上がれ!!地域の大人!!~

2019年4月9日(火)19:00より、小牧商工会議所会館4階大会議室において、「立ち上がれ!!地域の大人!!」と題し、青少年育成委員会の設営にて、一般社団法人小牧青年会議所2019年4月度例会を開催いたしました。

司会を務める小澤副委員長

開会セレモニー時の浜田君、吉戸君、野々田君

佐藤理事長の挨拶の後、青少年育成委員会の中山委員長から、青少年育成委員会では、1年を通して「子どもの自己肯定意識」に焦点をあてて活動していく方針であり、本例会では、現在の子どもたちがおかれている状況や、子どもたちの抱える問題を知り、そのうえで「地域の大人」という立場から、子どもたちにどう関わっていくのがよいかをメンバー一人ひとりが真剣に考え、議論し、それを通じて学びを得て、今後子どもたちと接する場面に活かしてほしいと考え、本例会を開催した旨説明がありました。

以上のような趣旨・目的を達成するため、本例会では、青少年育成委員会が調査検討した結果を踏まえ、子どもの現状や課題、そのような状況のもとで「地域の大人」はどうあるべきかについてセミナーを行いました。

また、セミナーを行うにあたり、参加したメンバーがただ話を聞くだけでなく、自分たちの頭で考え、理解を深められるよう、小グループによる3回のディスカッションと発表の時間が設けられました。


セミナーの講師役、ディスカッションにおける進行役を務める浜田君、野々田君、小澤君とサポート役の吉戸君

グループディスカッションの様子

ディスカッションの結果を発表する小池君、川崎君、田中君、三輪副理事長

2019年4月に入会されたばかりの落合君も、積極的に発表役を務めました。

グループディスカッションでは、経営者として採用したいと思うのはどんな人材かというテーマから始まり、実際に仕事をしていくなかでは学力よりもコミュニケーション能力等の「人間力」が重視されているというまとめがあり、続いて「人間力」を高めるにはどうすればいいかというテーマで2回目のディスカッションが行われました。

2回目のディスカッションのあと、子どもも、大人も、「人間力」を伸ばしていくうえで重要な役割を果たすのは「自己肯定意識」であること、この「自己肯定意識」を分かりやすい言葉に言い換えるならば、「自分を大切にする心、自分を認める心」である旨説明がありました。

そして、「自己肯定意識」には、「人間力」を高める基礎となるという良い面がある一方、間違ったとらえ方をすると、自分を優先するあまり他人を貶めたり、他人を責めたりすることで自分を守ろうとする心に変わってしまうという危険な面もあることについて説明があり、それを受けて、よい意味での「自己肯定意識」を育てるために、地域の大人は、子どもにどういった関わり方をするのがよいかについて3回目のディスカッションが行われました。

3回目のディスカッションで、子どもを一人の人間として尊重する、成功体験を積ませてあげる、子どもがやりたいことができる環境を作ってあげるといった回答があり、青少年育成委員会としてもそういった関わり方が大切だと考えていること、それとともに地域の大人としては、子どもたちに、子どもたちがこうなりたいと思えるような「大人の背中」を見せられるよう、様々なことに積極的に取り組む姿勢を持ち、そういった姿勢を子どもたちが目にすることができるよう、子どもたちに関心を持ち、積極的に関わっていく姿勢を持つことが重要である旨説明がありました。

最後に、4月度例会をご設営頂きました、丹野副理事長、中山委員長をはじめとする、青少年育成委員会の皆様、お疲れ様でした。

担当委員会より、例会を終えてひとこと(青少年育成委員会委員長中山麻美君)

本例会では委員会メンバー自身の言葉で本年度の青少年育成委員会の「想い」を伝えたいと考えたことから、講師をお招きするのではなく、委員会メンバーでセミナー形式の例会を開催するべく準備をはじめましたが、聞いている人に伝わるようなセミナーを構築するのは予想以上に難しく、私自身、一度は諦めそうになりました。

それでも、自分達の言葉で「想い」を伝えるということが諦めきれず、委員会メンバーの支えもあり、セミナーの内容を1から見直し、資料を作り直し、何度も練習を重ね、なんとか例会当日を迎えることができました。

例会では、私たち委員会メンバーの予想を超えて、メンバーが積極的に、楽しみながら子どもたちのために地域の大人として何ができるのかについて活発に意見を交わし、青少年育成委員会が1年間を通してテーマとする「自己肯定意識」について理解をしてくれた様子を見て、本当にやってよかったなと思いました。

青少年育成委員会では、本例会で得られた学びは今後の子どもたちの関わり合いの中で必ず活きてくるものと確信しております。

今後とも、一般社団法人小牧青年会議所が一丸となって青少年育成運動に取り組めるよう、邁進して参ります。

2019年度こまき市民討議会協定締結式

2019年4月9日(火)午後4時30分より、小牧市役所本庁舎市長公室にて本年度で8回目となるこまき市民討議会に向けて、一般社団法人小牧青年会議所と小牧市との間で協定締結式を行いました。

協定締結式では、(一社)小牧青年会議所佐藤君治理事長と山下史守朗小牧市長が協定書を取り交わしました。

また、協定締結式終了後は、小牧のまちづくりについて有意義な意見交換をさせて頂きました。

(一社)小牧青年会議所と行政では、普段小牧のまちづくりについて声をあげることが少ない方々の声なき声を拾うとともに、市民の自由な意見交換を通じて、住民自治意識を醸成することを目的に2012年度からこまき市民討議会を開催してきました。

2016年度からは実行委員会が発足し、市民、(一社)小牧青年会議所、行政の三者が協働し、前年度よりも更に有意義な市民討議会となるよう邁進して参りました。

本年度は、(一社)小牧青年会議所より副理事長三輪直慶君をはじめ、土屋洋一君、吉戸淳君、加藤一樹君が実行委員会へ出向し、市民の皆様とともにより良いまちづくりへ繋がる市民討議会の運営を目指して参ります。