尾張東6JC2019年度合同事業         SDGsを学ぼう!~持続可能な未来の創造に向けて~

2019年5月30日(木)17:30より、サンプラザシーズンズ(名古屋市名東区藤里町1601番地)の紅梅の間にて、一般社団法人尾張旭青年会議所が主管LOMとなり、「SDGsを学ぼう!~持続可能な未来の創造に向けて~」と題し、尾張東6JC2019年度合同事業が開催されました。

一般社団法人尾張旭青年会議所理事長古橋健一郎君の挨拶、公益社団法人日本青年会議所東海地区愛知ブロック協議会2019年度尾張東エリア担当副会長川村吉秀君の挨拶の後、講師をお引受いただいた公益社団法人半田青年会議所理事長曽根香奈子君、公益社団法人日本青年会議所東海地区愛知ブロック協議会2019年度財政局長小池健太郎君の紹介があり、講師のお二人の進行のもと、SDGsを題材としたカードゲームを通して、SDGsについて学びました。

一般社団法人尾張旭青年会議所理事長古橋健一郎君

愛知ブロック協議会2019年度尾張東エリア担当副会長川村吉秀君

公益社団法人半田青年会議所理事長曽根香奈子君

愛知ブロック協議会2019年度財政局長小池健太郎君

ゲームの実施に先立ち、SDGs(SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS)について、未来の世代や特定の国・地域の環境・資源等を犠牲にするような開発ではなく、地球上の誰一人として取り残すことなく、経済、環境、社会等のバランスをとりながら、長期的に持続することのできる開発を行える世界を実現することを目的として国連で採択された、2030年までに193の全国連加盟国において達成すべき17の目標がSDGsであるといった旨の説明があり、合同事業を通して、なぜSDGsが必要なのか、SDGsに取り組むことでどういった変化が起こるのかといったことを学んで欲しいという趣旨のお話がありました。

ゲーム開始前の様子

ゲームでは、会場を二つのグループに分け、各グループ内にいくつかチームを設け、それぞれのチームに達成すべき目標が与えられました。また、各チームには、使用するためのコストや条件、使用時の影響等の異なる「開発プロジェクト」の記載されたカードと、プロジェクトを使用する際のコストとなるお金のカードと時間のカードが配布され、各チームは、配布されたプロジェクトのカード、お金のカード、時間のカードを使い、あるいは他のチームと交渉してカードの交換・譲渡等をしながら、各チームに与えられた目標を達成できるようにプロジェクトを実行していきました。

また、プロジェクトを実行すると、「経済」「環境」「社会」の数値が変化するようになっており、その状況の変化はひとつのグループで共有されるため、ひとつのチームがプロジェクトを実行すると、他のチームにも影響が生じるようになっていました。


ゲーム中の様子

ゲーム終了後、グループディスカッションと講義を通して、ゲームが現実の世界をモデルとしていること、様々な価値観(ゲームにおける達成目標)を持つ人々が、各人の達成目標のみを気にして行動していくと経済、環境、社会のバランスがつりあわなくなってしまったり、プレイヤー間での協力がうまくいかずに目標を達成できなかったり、資源を使い尽くして自力ではなにもできなくなったりするけれど、経済、環境、社会のバランスを気にかけ、誰かが声に出して問題提起し、それに感化されたプレイヤーが行動を変え、お互いに協力し合うようになることで、プロジェクトの達成が容易になり、目標を達成することができるチームが増え、経済、環境、社会のバランスのとれた開発活動を継続的に行っていくことができるという、SDGsの基本的な考え方を学ぶことができるようになっていることを教えてもらい、楽しみながらSDGsについて理解を深めることができました。

グループディスカッション中の様子

グループディスカッションと講義の後、質疑応答の時間が設けられ、SDGsに取り組むには何からはじめるとよいのかや、SDGsに取り組むことは中小企業にとってどのようなメリットをもたらすのかといった事柄について質疑応答がなされました。

質問する名和理事

プログラム終了後、講師のお二人に対して謝辞が述べられ、お礼の品が渡されました。

古橋理事長と講師のお二人

合同事業閉会後は、会場をサンプラザシーズンズ瑞雲の間に移し、尾張東6JC2019年度合同事業後の懇親会が行われました。

オープニングアトラクションとして、尾張旭児童合唱団による合唱が披露されました。

オープニングアトラクションの様子

アトラクションに続いて、エリア担当副会長挨拶、主管LOM理事長挨拶があり、その後公益社団法人春日井青年会議所理事長松本俊哉君による乾杯の発声を受けて、尾張東6JCのメンバーがLOMの垣根を越えて交流しました。

公益社団法人春日井青年会議所理事長松本俊哉君

その後、岩倉青年会議所理事長廣中大雄君から中締めの言葉があり、尾張東6JC2019年度合同事業後の懇親会は閉会しました。

岩倉青年会議所理事長廣中大雄君

合同事業を通して、SDGsについて学ぶことができました。

また、尾張東エリアが一枚岩として活動していけるよう、LOMの垣根を越えた交流を行い、青年会議所メンバー同士のつながりを深めることもできました。

一般社団法人小牧青年会議所は、合同事業で得られた学びを活かしてSDGsに取り組むとともに、エリアが展開する事業にしっかりコミットして参ります。

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