理事長紹介

一般社団法人 小牧青年会議所

2021年度 第50代理事長

熊谷 翔児
 

理事長所信

~はじめに~

  (一社)小牧青年会議所は1972年4月、志高き青年同志によって全国で501番目、県下では27番目のLOMとして承認され、この小牧の地に活動の火が灯されました。以来、その活動の火は絶えることなく、時代に即しながら49年もの長きに渡り、先輩諸兄姉の弛まぬ努力、熱い情熱、そして多くの方々のお力添えを頂き、2021年、(一社)小牧青年会議所は創立50周年の節目を迎える運びとなりました。

 私自身を振り返ると2012年にこの青年会議所に入会して以来、先輩たちの背中を追いかけ、叱咤激励されながらも「いつかは理事長をやってやる」そんな夢を描きながら青年会議所魂を宿してまいりました。近年では「JCしかない時代からJCもある時代に変わった」と言われます。しかしJCは唯一無二の団体であり、今もJCしかないと私は思っています。それは何故か。自身の価値観を根底から変えられる、この様な団体は他にないからです。

 そんな英知と勇気と情熱を持った市民意識変革団体と言われる私たちの力で、この50周年という節目に今一度、小牧青年会議所の創始の精神に立ち返り、そして「明るい豊かな社会の実現」という信念を貫き地域のために、新たな一歩を力強く踏み出して参りたいと思います。

~時代に即した組織運営と戦略的な広報

 私たちの活動における基盤は、先輩諸兄姉が築き上げてきた「地域からの信頼」という土台の上に成り立っています。そして私たちはこの土台をより強固なものとして次の世代へ引き渡していく責務があります。そのためには、コンプライアンスの強化を図り厳格な組織運営を行い、各事業や例会の予算及び決算を適正に審査し、社会的信用を更に向上させることが必要です。

 さらに会員の限られた時間を価値ある時間として使うために、時代の変化を見極めながら従来の考え方や取り組み方を時代に即した形へと進化させていくことも重要であり、従来の考え方に縛られず組織運営の効率化を図らなければなりません。地域に必要とされる組織で在り続けるために、厳密な管理体制を確立し組織の健全な運営を図ることで、会員がそれぞれの力を発揮するための大きな礎となって、より強固な組織を築きあげて参ります。 また、いくら素晴らしい事業を行っても、地域の多くの人々に周知されなければ私たちの運動の効果は十分達成されたとは言えません。あらゆる世代に私たちの運動が発信できるよう、既存の広報を見つめ直し、青年会議所としてのブランディングを高め、より洗練された幅広い広報の発信も行って参ります。

~希望を抱ける未来のために~

 私たちの未来を明るく豊かにするもの、それは「夢」であると私は信じています。人は夢を持つことによって心を奮い立たせ、夢を追いかけることによって心豊かな日々を送ることが出来る。やはり夢の力は偉大であると私は感じます。

 しかし、成熟社会を迎えた現在の日本は、失われた30年以降強い閉塞感に覆われ、更には昨今の新型コロナウィルスを起因とするパンデミックにより社会的、経済的不安への拍車を一層かけている事により、未来に希望を持つことが出来ず、インターネットやSNSが普及する現代では何かと他者を批判することで自分たちの欲求不満を解消できると勘違いをし、自身の夢を描くことすら忘れてしまっているように感じてやみません。いつからか私たちは夢や希望を語ることが恥ずかしいことと錯覚すらしてしまいそうでなりません。

 今までの価値観が変容し、新しい時代を迎えざるを得ない時代を迎えた今だからこそ、小牧青年会議所の創始の精神に今一度立ち返り、この小牧を明るい豊かなまちへとするために、地域の人々の心の中に眠る夢や希望を呼び覚まし、描かせることが出来るのであれば、必ず市民の意識を変革することが出来き、明るく光り輝く未来へつながると私は確信しています。

~挑戦する青年経済人~~

 青年会議所はまちづくり団体です。そしてまちづくりには必ず行動をおこす「人」の存在が必要であり、人の力なくしてはまちの発展はありえません。まちづくりはひとづくりであり、ひとづくりはまちづくりなのです。青年会議所は、青年期における自己成長を図る上で人生最後の学び舎であると例えられます。日々の活動を通して仲間と切磋琢磨していく中で、一人では決して得られない成長を得ることが出来るのです。

 人は人によってしか磨かれず、人としての力と心を磨きあえる環境が青年会議所にはあります。卒業された先輩の多くが、地域の各界各層を牽引するリーダーとしてご活躍され、その紛れもない事実こそが高い目標や困難から目を背けず、何事にも挑戦する青年会議所での経験の賜物であることを物語っているのではないでしょうか。 今を生きる私たちも、描いた夢や掲げた目標の達成に向け、果敢に挑む精神性を養い、地域から必要とされる人財へと成長し、さらに青年経済人としての観点からも地域社会の発展を考え、時代に先駆け能動的に行動を起こす人財へと成長しなければなりません。そのためには、会員一人ひとりが地域の原動力となるべくアクティブシチズンとなり、何事にも果敢に挑戦するJAYCEEへと変革することで、愛する小牧をより一層の飛躍へと導くことができると確信しています。

~情熱溢れる会員拡大~

  より良い地域を創るには、より良い人財を一人でも多く生み出すことが必要であり、私たちはその機会を創出していかなければなりません。人は様々な経験を得て成長します。しかし、それは相手があってこそ成しえるものであり、また、人の数が多いほど、多様な考えや表現する力が身につき、成長の機会を多く生み出せると考えます。これが、まさに会員拡大はJC運動の本質といわれる所以ではないでしょうか。

 私たちの組織により多くの仲間を集うために自身が発する説得力のある言葉によって相手の思考を変え、心を動かしていかなければなりません。言葉に信頼性を持たせるには、頭だけで組織の意義や魅力を理解することでも、口先だけでの説明能力を磨くことでもなく、実直に多くの経験を積み重ねることが最も大切なのです。

 自ら真剣にJC活動に取り組み、その体験をもって、自分の言葉や行動で組織の魅力や有用性を自身の足を使い、靴底を減らしながらまだ見ぬ同士に熱き思いを伝えていくことで、新たな会員の獲得へと繋げ、より大きな運動を地域に展開できるものと確信しています。

~感謝を伝え決意を表す記念式典~

 「われわれ、小牧における青年会議所は、青年指導者としての自己の開発あるいは、社会開発の推進を行うため、若き力を集結し、積極的な参加のもとに、“明るい豊かな社会”の建設に一歩を踏みだしました。わたくしたちは、青年としての英知と勇気と情熱をもって地域に密着した青年会議所運動を強力に推進して行くことを創立にあたり、宣言いたします。」今から49年前、わたしたち現役の礎となる創立宣言文のもと志高き青年同志によって、この小牧の地に活動の火が灯されました。時代に即しながらも果敢に挑戦し、成し遂げられてきた数々の事業と、その数と同じだけの熱き想いがあり、先輩諸兄姉が築いてこられた49年の歴史と伝統は小牧青年会議所のかけがえのない財産であり、私たちの誇りでもあると考えます。

 今日に至るまでの熱き想いをしっかりと受け継ぎ、次代へと繋げるためにも私たちが地域社会の中でどのような存在であろうとしているのか、どうあるべきでいるのかを力強く発信し、持続的なインパクトを起こすために、これまで私たちを支えてくださった多くの関係者皆様へ感謝と決意を伝えることの出来るような記念式典を開催することで、新たな歴史となる一歩を踏みだすことが出来ると確信しています。

~結びに~

 私にとって青年会議所は、社会人としてJAYCEEとして大きく成長させていただいた人生の学び舎であり、かけがえのない場所です。40歳までという限られた時間の中でどれだけ多くを学び、どれだけ多くの仲間と出会い、共に貴重な時間をどれだけ過ごしていくのか、それを決めるのは自分自身なのです。心に使命感を抱いたのなら、大いなる夢を描き、変化を恐れず挑戦し続けよう。我々青年が描いた夢のその先に、青年会議所が理想とする「明るい豊かな社会」があるのだから。若さあふれる我々青年が輝かなくては、地域は輝かない。

 2021年度第50代の理事長を務めさせて頂くにあたり、先輩諸兄姉によって築き上げられてきた49年の功績に感謝と敬意を表し、その築き上げられてきた圧倒的な歴史に臆することなく挑むために、小牧青年会議所の創始の精神に今一度立ち返り、青年らしく夢と希望を胸に抱き、明るい豊かな社会を実現するためにひたむきに行動を起こしていくことをお誓い申し上げ、わたくしの所信とかえさせて頂きます。