6月度例会~体を動かし頭脳を働かせろ!なぞとキング!~

2019年6月16日(日)12:30より、小牧市立味岡中学校(愛知県小牧市大字小松寺366)の体育館・多目的室にて、「体を動かし頭脳を働かせろ!なぞとキング!」と題し、青少年育成委員会の設営にて、一般社団法人小牧青年会議所2019年6月度例会を開催いたしました。

司会を務める小澤副委員長

開会セレモニー時の秋山君、浜田君、吉戸君

佐藤理事長の挨拶の後、青少年育成委員会の中山委員長から、4月度例会にて、現代の子どもたちがおかれている状況、子どもたちが抱える課題について学んだ経験を活かし、明確な目標をもって子どもたちと接することを通じて新たな学びを得るとともに、参加してくれた子どもたちが楽しく過ごす中で何らかの成長を感じてもらい、本例会に参加してよかったと思ってもらえるよう委員会メンバーも全力を尽くすので、一般社団法人小牧青年会議所メンバーにも本例会に全力をもって取り組んでほしい旨、趣旨説明がありました。

開会セレモニーが終わり、子どもたちの受付がはじまりました。

受付時の様子

受付を終えて、子どもたちが多目的室に集まったところで佐藤理事長から、参加してくれた子どもたちと保護者の皆様に対して、一般社団法人小牧青年会議所は明るい豊かな社会の実現を目指して活動していること、今回の事業では子どもたちに思いっきり楽しんでもらうだけでなく、その経験を通じて何かためになったな、成長できたなという感覚を持っていただけるような設営を心がけたこと、そして本事業を通じて子どもたちが得られた「学び」をより深めるために、保護者の方々には、家庭で子どもたちと、本事業のことを話すなどして、子どもたちが本事業のことを振り返ることができる機会を設けてもらえれば幸いと存じているといった趣旨の主催者挨拶をさせていただきました。

主催者挨拶に続いて、中山委員長から、子どもたちに向けて、今日の事業には、いろんな学校から、いろんな友だちが参加しており、普段会うことのない友だちとも一緒に楽しい時間を過ごしてほしいこと、プログラムの中で間違ったらどうしようとか、自分の考えをいうのが恥ずかしいとか思うこともあるかもしれないけれど、そういった悩みを振り切り、家に帰ってから、こんなことに挑戦した、こんなことができたと家族に自慢できるように、いろんなことに挑戦してもらいたいといった趣旨の挨拶をさせていただきました。

中山委員長の挨拶が終わったあと、今日一日一緒に行動することになるチームのメンバーで、自己紹介をしました。

今回は、学年の異なる5人の小学生と大人2人のチーム戦。初対面のせいか、子どもたちの表情にもうっすら緊張の色が・・・

最初のプログラムは、ストラックアウトクイズと巨大パズル。巨大パズルは、様々な形、大きさのパズルのピースを全部使って、スクリーンに映し出された図形を作るため、チームの皆で頭をひねります。

みんなでああでもないこうでもないといいながら、高学年も低学年も大人も一緒になって、パズルの完成を目指しました。

ストラックアウトは、ヒントカードに書かれた言葉から連想できるものを答えるため、チームで協力して作った新聞紙で、6枚のパネルを打ち抜きます。

続いて行われたのは、移動式玉入れ。対戦相手のチームの大人がかごを背負って逃げ回るのを、子どもたちが追いかけます。

大人げなく逃げていく大人たちを、子どもたちがチームプレイで追い詰めます。

あとは〇×クイズを残すだけとなったところで、各チームのポイントが盗まれてしまいました。プログラムを続けるため、ポイントを盗んだ怪盗の残したヒントをたどり、ポイントを探しにいきます。

逃げていく怪盗を追う子どもたち。どこか見覚えのあるシルエット・・・

ヒントを見つけて皆で謎解き。無事、全チームがポイントを取り戻しました。

ポイントが戻ってきたところで、最後の〇×クイズに挑みます。

問題文を見ている子どもたち。皆でチームとしての答えを決めます。

正解したチームの大人は、そのまま回答エリアを通過できますが・・・

不正解だと、足ツボの洗礼を受けます。不摂生を重ねた大人にこれは痛い・・・

全プログラムが終わり、優勝チームが表彰されました。

チーム代表者によるスピーチの様子。

その後、中山委員長から、本日のまとめとして、優勝できたチームも、そうでなかったチームもあるけれど、今日は皆で色々なことにチャレンジすることができたこと、色々なことにチャレンジして一生懸命取り組んでいくと、それが自信になり、今まで知らなかった人と仲良くすることができたり、できなかったことができるようになったりすること、そしてこの事業が終わってからも、得意なことだけでなく、苦手だと思っていることにも一生懸命取り組んでいく気持ちを忘れないでほしいといった趣旨の挨拶をさせていただきました。

中山委員長の挨拶の後、丹野副理事長から謝辞を述べ、参加者みんなで集合写真を撮りました。

参加してくださった子どもたち、保護者の皆様、ありがとうございました。

また、ご応募いただいたにもかかわらず、定員の都合上、参加をお断りせざるを得なかった多数の子どもたち、保護者の皆様、申し訳ありませんでした。

本例会では、プログラムの運営及び参加者の安全確保の都合上、参加者の定員を設けさせていただいたため、やむなく参加をお断りさせていただきました。

一般社団法人小牧青年会議所では、今後も青少年の健全育成に役立つ事業を実施して参ります。

事業の趣旨にご賛同いただけましたら、また参加応募をいただければ幸いです。

最後に、6月度例会をご設営頂きました、丹野副理事長、中山委員長をはじめとする、青少年育成委員会の皆様、お疲れ様でした。

担当委員会より例会を終えてひとこと(青少年育成委員会副委員長小澤国大君)

4月度例会の際に、中山委員長から説明させていただいたように、本年度の青少年育成委員会では、1年を通して「子どもの自己肯定意識」に焦点をあてて活動しており、今回は、体を動かすもの、頭を働かせるものなど、様々なプログラムを通して、子どもたちに、自己肯定意識を高めてもらうことを目的として例会を行わせていただきました。

司会進行役として会場全体の様子を見ていると、受付が終わり、チーム毎に集まった時点では子どもたちの表情にも緊張の色が見られ、プログラムが始まってすぐの頃もどこかぎこちない部分があるように感じました。

しかし、プログラムが進んでいくにつれて、子どもたちは自ら進んでチームの仲間たちとかかわり、積極的にプログラムに参加するようになり、最後には、自分をさらけ出して、めいっぱい楽しんでもらっているようで、最初の頃とは様子ががらりと変わっていました。

最初は緊張していた子どもたちが、最後には、学校も学年も違う仲間たちや大人たちと一緒になって、めいっぱい楽しんでくれるようになったのは、様々なプログラムを通して「自己肯定意識」が高まり、他人の前でも自分をさらけ出し、全力を出すことができるようになったからなのかなと感じ、中山委員長の「想い」が少しは実現できたのかなと思いました。

当委員会が本年度担当する事業は残すところあとひとつとなりましたが、今後とも、子どもたちが「自己肯定意識」を高めていけるよう、青少年育成運動に邁進して参ります。

担当委員会より例会を終えてひとこと(青少年育成委員会理事吉戸淳君)

青少年育成委員会では、中山委員長をはじめとする委員会メンバーで何度も議論を重ね、どのような手法であれば中山委員長の「想い」を実現できるのかについて悩み、方向性が決まってからも本当に大丈夫だろうかと不安を抱えながらも、委員会としての決断を信じて、本例会の開催に向けて準備をしてきました。

例会当日は委員会メンバーが設営に徹しなければならなかったため、子どもたちと交流し、子どもたちが自ら進んでチャレンジできるように補助する役割を、当委員会以外の一般社団法人小牧青年会議所メンバーに任せる形となりましたが、事前に当委員会以外のメンバーに、当委員会の「想い」を伝えることができていたため、委員会メンバーが直接関わる機会が少ないなかでも、当委員会が本例会に込めた「想い」を、委員会以外のメンバーを通じて、子どもたちに伝えることができたと感じており、同時に、佐藤理事長が重視する、メンバー同士の「つながり」がなければ、このような成果を得ることはできなかったと感じました。

今後も、一般社団法人小牧青年会議所メンバー同士の「つながり」の力を信じて、青少年育成運動に邁進して参ります。

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