2019年度卒業証書授与式

12月臨時総会に引き続いて、2019年12月12日(木)19:45より、小牧中部公民館4階大会議室にて、会員拡大委員会の設営による卒業証書授与式が行われました。

開会を待つ6人の卒業生

開会宣言をする志村君

佐藤理事長の挨拶のあと、会員拡大委員会杉本委員長から、6名の卒業生の皆様はそれぞれ様々なJCライフを送られ、様々な経験を通して成長され、今日の「卒業」に至るまで現役メンバーとともに活動し、導いてくれたことに感謝するとともに、卒業生にとってJCライフの終わりであると同時に新たなスタートでもある「卒業」を盛大に祝福し、卒業生の皆様を人生の新たなステージへと送り出すべく本事業を開催した旨説明がありました。

杉本委員長の趣旨説明に続いて、卒業証書の授与に移ります。

佐藤理事長から卒業証書を授与される林優治君、岡田洋平君、山影昌哉君、田中秀樹君、苅谷達弘君、田島亜子君

卒業証書に続き、現役メンバーから卒業生へ、卒業生から現役メンバーへ、それぞれ記念品を贈りました。

卒業証書並びに記念品の授与の後、卒業生によるスピーチが行われました。

卒業生 林 優治君

今年入会してから約半年で卒業ということになり、今年1年は慌しいJCライフを送りました。40歳の新入会員ということで、入会するときは、メンバーから扱いづらいなと思われるのではないかと心配していたのですが、委員会やLOMを盛り上げていくことが、会員拡大やまちづくり運動につながると信じて懸命に活動してくうちに、自然と他のメンバーとも打ち解けることができ、短い間ではありましたが、一般社団法人小牧青年会議所の一員として、楽しく過ごすことができました。

卒業によって、一般社団法人小牧青年会議所との関係性や活動する場面は変わりますが、小牧青年会議所OBとして、まちづくりを担うまちの一員として、これからも明るい豊かな社会の実現のために活動を続けていきたいと思います。

卒業生 岡田 洋平君

自分がJCを卒業するにあたって、「卒業」ということについて改めて考えたのですが、小学校や中学校では「卒業」後のステージがある程度決まっていたけれど、JCの「卒業」にはそういったものはなく、自分が何もしなければ、JCの「卒業」は、青年会議所の会員ではなくなるという以上の意味がないことになるのだと思うとともに、それはとてももったいないことだと感じました。なので、今後も現役メンバーの皆さんを支えられるよう、何らかの形で関わりをもっていきたいと思います。

入会する前は、JCはちょっといやだなあと思っていた部分もありましたが、様々な事業にかかわり、メンバーと交流を深め、打ち解けることができた今となっては、JCを卒業することに寂しさも感じます。

今後も、市役所職員が入会することがあるかと思いますが、真面目で、堅い人も少なくありませんから、小牧青年会議所の一員として自覚を持ち、卒業する頃には卒業したくないと感じられるくらい、交流を深め、様々な事業にどんどん巻き込んであげてください。

卒業生 山影 昌哉君

入会認承証伝達式では、他県から愛知へやってきて知り合いもいないので、JCでは、交友関係を広げて、楽しく過ごしていきたいといった趣旨の挨拶をさせていただいたかと思います。そんな話を覚えてもらっていたのか、一般社団法人小牧青年会議所では、愛知ブロック協議会や公益社団法人日本青年会議所などに出向する機会を与えていただき、LOMはもちろんのこと、LOM以外でも交友関係を広げることができました。

LOMの仲間やLOMでの活動から得られる学びは大切ですが、LOMの外にもLOMでは得られないような出会いや学びがたくさんあります。現役メンバーの皆さんにも、積極的にLOMの外へ出て、たくさんの出会い、たくさんの学びを得てもらえるといいなと思います。

卒業生 田中 秀樹君

約4年間のJCライフで一番の思い出は、平成夏祭りに参加したことで、委員会の垣根を越えて山車を作ったり、ダンスを踊ったりしながらメンバー同士が交流できて、とてもよかったと思います。また、自分は委員長などの役職は引き受けなかったけれど、昨年一緒にブロックアカデミー委員会に出向した中山麻美君と杉本真一君が、本年度は委員長として活躍している様子を見ていて、自分も誇らしく思いました。

約4年前に三輪副理事長に誘われて入会し、入会1年目は分からないことばかりで入会したことを後悔したこともありましたが、今は感謝の気持ちで一杯です。皆さん、ありがとうございました。

卒業生 苅谷 達弘君

入会して1年目から懸命にJC活動に取り組み、2年目には副委員長理事という役職を引き受けたのですが、2年目にJCって本当に大変だなと感じ、その後も色々あって、しばらくの間JCから遠ざかっていました。

ですが、理事を経験したからこそ、JCには理事を務めたことのある人でなければ見えないものがあり、そこには大きな成長の機会があると断言できます。先輩がかつておっしゃられたように、どこかでパッと集中してJCに取り組んでそれ以外は休んでいるよりも、コンスタントにJCに取り組んでいく方がいいと思いますが、理事を受けて1年間だけJCに専念して、その後は燃え尽きてお休みということでもいいと思うので、現役メンバーでまだ理事を経験されていない人には、是非理事を引き受けてもらい、その機会を活かして大きく成長して欲しいと思います。

卒業生 田島 亜子君

10年間卒業生を見送る側にいましたが、本年度は見送られる側となりました。これまでは、卒業はめでたいものではないと思っていましたが、見送られる側になってみて、卒業というのは誇らしく、喜ばしいものなのかもしれないなと感じています。

現役メンバーに対して伝えたいことは色々あるのですが、そのなかであえて1つだけ選ぶとするならば、JCくらいは真剣にやってほしいということを伝えたいと思います。

昨年は公益社団法人日本青年会議所の委員長として、本年はJCIの委員長として出向させてもらい、かなりの時間とお金をかけて世界中を飛び回り、周囲の方々からは賞賛をいただきました。このようなことができたのは、何も私が特別時間やお金に余裕があったからではなく、それを許してくれた家族、友人、会社の従業員、そしてLOMの仲間がいたからこそです。

出向に限らず、JCをやるというのは大変なことで、時間もお金もかかります。それでも、JCをやれているのは、家族や従業員をはじめとする社業の関係者の皆様の協力があるからです。家族や従業員が信頼してJCに送り出したのに、当の本人はJCで真剣になるでもなく、適当に遊んでばかりいる姿を見たら、どう思うでしょうか。JCを真剣にやることこそ、自分をJCに送り出してくれた、家族や従業員の信頼と協力に報いることなのだと思います。

また、JCを真剣にやっていると、不思議なもので、個人としての信用も、自分が所属している会社の信用も自然と上がっていきます。「JCがんばってるな」という評価が、JC以外の場面の自分や自分の所属する会社の信用につながり、仕事もうまくいくようになる・・・JCはそんな便利なツールなのです。

JCには、つらく、苦しいこともたくさんありますが、その先には必ず得るものがあり、それは、JCでのつらさや苦しさとは比べものにならないくらい大きなものです。だからこそ現役メンバーの皆さんには、JCに真剣に向き合い、JCに真剣に取り組んで欲しいと思います。

卒業生のスピーチの後、一般社団法人小牧青年会議所2020年度理事長予定者である吉田憲生君が現役メンバーを代表し、卒業生に送辞を述べさせていただきました。

吉田理事長予定者による送辞の後、現役メンバーから卒業生に花束を贈り、卒業証書授与式を閉会しました。

閉会宣言をする貝沼君

本年度ご卒業される卒業生の皆様、ご卒業、誠におめでとうございます。皆様の熱い想いを引き継ぎ、明るい豊かな社会の実現のために、まちづくり運動に邁進することを誓うとともに、卒業生の皆様のこれからの益々のご活躍をご祈念しております。

最後に本式典をご設営いただきました蛯原副理事長、杉本委員長をはじめとする会員拡大委員会の皆様、ありがとうございました。

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